お店の写真は、スマホで十分。撮る前に決めておく3つ
「うちは写真が下手だから」と止まってしまうお店は多いです。ただ、多くの場合つまずいているのは腕ではなく、何を撮るか決めていないことのほうです。
お客さまが見たい写真は、意外と地味
きれいな写真より先に必要なのは、行く前の不安を消す写真です。外観、入口、店内の様子、看板メニュー。この4枚があるだけで「入りにくそう」という理由での取りこぼしが減ります。
とくに外観と入口は軽く見られがちですが、初めて行く人にとっては一番の手がかりです。看板が小さい、二階にある、駐車場が分かりにくい。そういうお店ほど、入口の写真が効きます。
料理やメニューの写真は、そのあとです。順番を逆にすると、雰囲気は伝わるのに場所が分からない、という状態になります。
撮る前に決めておく3つ
ひとつ、時間帯。店内は昼間の明るいうちに、窓のある席から撮るときれいに写ります。夜の雰囲気を売りにしているお店だけ、夜も別に撮ります。同じ場所を明るい時間と暗い時間で撮り比べると、違いがはっきり分かります。
ふたつ、明かりの向き。窓を背にして撮ると相手が暗くなり、窓のほうを向いて撮ると明るく写ります。照明を足すより、立つ位置を変えるほうが早いです。
みっつ、片づけ。写真の出来の半分は撮る前に決まります。テーブルの上の私物、コード類、貼り紙。写る範囲だけでいいので、一度どけてから撮ります。
撮り方の目安
同じものを角度を変えて5枚くらい撮って、あとから選びます。1枚で決めようとすると、たいてい構えすぎて硬い写真になります。
加工は明るさを少し上げるくらいで十分です。色を強くしすぎると、実物と違って見えて、来店したお客さまががっかりします。写真は期待を作る道具でもあり、期待を裏切らないための道具でもあります。
撮った写真は、Googleマップのお店の情報(Googleビジネスプロフィール)にも入れておきます。ホームページより先に見られる場所なので、ここに数枚あるだけで印象が変わります。
プロに頼んだほうがいい場合
写真そのものが商品になるお店——美容室の仕上がり、料理の一皿を看板にしている店、商品を通販でも売っている店。ここはお金をかける価値があります。
逆に、内容がまだ変わる時期のお店は急がなくて構いません。メニューや内装が固まる前に撮ると、撮り直しになります。まずはスマホで撮って回して、これで行くと決まってから頼むほうが無駄がありません。
この記事のまとめ
- まず必要なのは外観・入口・店内・看板メニューの4枚
- 時間帯・明かりの向き・片づけの3つを決めてから撮る
- 加工は明るさを少し上げるまで。実物と違って見えると逆効果
- 内容が固まっていない時期は、プロに頼むのを急がなくていい