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求人を出しても応募が来ない。お金をかける前に、ホームページでやれること

求人を出しても応募が来ないと、もっと目立つ広告に出したくなります。その前に、応募を迷っている人がどこを見ているのかを、一度確かめておく価値があります。

応募する前に、人はお店を調べている

求人を見て「いいかも」と思った人は、たいてい応募の前に店名で検索します。どんなお店なのか、どんな人が働いているのか、通えそうな場所なのか。お客さんが来店前に調べるのと、まったく同じ動きです。

そのとき、何も出てこない、営業時間が古いまま、写真が一枚もない、という状態だと、応募の手が止まります。求人票の条件が良くても、「実際はどうなんだろう」という不安が残るからです。

つまり、応募が来ない理由は、求人広告の目立ち方ではなく、その先で調べられたときの情報の少なさにあることがあります。ここはお金をかけずに直せる部分です。

求人の応募が来ない小さな店で、まず足したい「働く人向けの1ページ」

ホームページに、働く人向けのページを1枚つくっておくと、求人票に書ききれないことを補えます。載せたいのは、1日の流れ(開店準備から片付けまで、何をするのか)、シフトの決め方の実際、どんな人と一緒に働くのか、の3つです。

写真は、料理や店内より、厨房やバックヤード、仕込みの様子のほうが役に立ちます。応募する人が知りたいのは、お客さんとして見る景色ではなく、働く側から見た景色だからです。スタッフの方が写る場合は、載せてよいか先に一言確かめておいてください。

応募の方法も、選べるようにしておくと親切です。電話が苦手な人は少なくありません。LINEや問い合わせフォームからでも応募できる、と書いてあるだけで、ためらっていた人が一歩進めることがあります。

書き方で気をつけたいこと

「アットホームな職場です」「やる気のある方歓迎」といった言葉は、どのお店の求人にも書いてあるので、ほとんど何も伝わりません。代わりに、「まかないは毎回出ます」「テスト前はシフトを減らせます」のように、具体的なことを一つ書くほうが届きます。

時給や勤務時間などの条件は、求人票とホームページで食い違わないように揃えておいてください。片方だけ直して、もう片方が古いまま、というのはよくあることです。食い違いがあると、面接の場で気まずくなったり、信頼を損ねたりします。

また、募集や採用で年齢や性別を限定する書き方は、法律で原則として禁止されています。「若い方」「女性スタッフ募集」のような表現は、悪気がなくても避けたほうが安全です。迷ったら、ハローワークの窓口で相談できます。

ページより先に、お金をかけたほうがいい場合

来月から人が足りない、というように急いでいるときは、ページを整えるより、ハローワーク(無料で求人を出せます)や求人サイトに出すほうが早く届きます。働く人向けのページは、見つけてもらうための道具ではなく、調べられたときの受け皿です。両方がそろって初めて力を発揮します。

逆に、今いるスタッフの紹介や常連さんのつてで十分に回っているなら、急いで作る必要はありません。次に募集をかけるときまでに、1日の流れと写真を少しずつ用意しておく、くらいで足ります。

この記事のまとめ

  • 求人を見た人は、応募の前に店名で検索している。情報が少ないと手が止まる
  • 働く人向けのページには、1日の流れ・シフトの実際・一緒に働く人を書く
  • 定型句より具体的な一文を。条件は求人票と揃え、年齢・性別の限定は避ける
  • 急ぎならハローワークや求人サイトが先。ページは調べられたときの受け皿

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