自分のお店のページを、お客さんの目でスマホから見てみる
作ったときはパソコンの画面で確かめたはずです。でもお客さんが見ているのは、たいていスマホの画面です。ここにずれが残っていることがあります。
作り手の画面と、お客さんの画面は違う
ホームページは多くの場合、パソコンで作り、パソコンで確認して公開します。ところが実際に開かれるのは、その大半がスマホです。同じページでも、画面の幅も、指の太さも、見ている場所の明るさも違います。
しかもお客さんは、机の前に座っていません。歩きながら、電車の中で、料理を待つ数分のあいだに開きます。「じっくり読んでもらう前提」で作ったページは、その場面だと読みにくくなることがあります。
難しい話ではありません。自分のスマホで一度開いてみるだけで、たいていのことは分かります。
5分でできる点検の順番
ひとつ、自分のスマホで店名を検索して、そこからページを開きます。ブックマークから直接開かないのがコツです。お客さんと同じ入口を通ると、途中の分かりにくい場所が見つかります。
ふたつ、上から下まで、指だけでスクロールします。拡大しないと読めない文字、横にはみ出して切れている部分があればメモしておきます。
みっつ、「予約したい」と思ってから実際に連絡できるまで、何回タップしたかを数えます。3回を超えるようなら、電話番号や予約ボタンをもっと上に置く余地があります。
よっつ、電話番号を指で押して、そのまま発信画面が出るか確かめます。番号が画像になっていると押せません。住所も同じで、タップして地図アプリが開くのが理想です。
よく見つかるつまずき
写真が重くて、開くまでに時間がかかる。電波の弱い場所だと、白い画面のまま待たされます。スマホで撮った写真をそのまま載せていると起きやすい症状です。気になったら、作った人に「画像を軽くできますか」と一言聞けば済みます。
営業時間が下のほうにあって、探さないと見つからない。最初の画面に営業時間と連絡先が見えているだけで、電話で聞かれる回数が減ります。
文字が小さい。デザインとしては整っていても、明るい屋外では読めません。判断は「腕を伸ばした距離で読めるか」で十分です。
逆に、直さなくていいもの
見つけたものを全部直す必要はありません。パソコンで見たときのわずかな位置のずれ、写真の色味の細かい違い。気になるかもしれませんが、お客さんの行動はほとんど変わりません。
直す価値があるのは「連絡できない」「読めない」「情報が古い」の3つだけだと考えています。ここさえ通っていれば、あとは急がなくて大丈夫です。
点検して何も見つからなければ、それが一番いい結果です。次は3ヶ月後で構いません。
この記事のまとめ
- ブックマークではなく検索から開いて、お客さんと同じ入口を通る
- 電話番号と住所が「指で押せる」かを確かめる
- 直す価値があるのは「連絡できない・読めない・古い」の3つだけ