営業中は電話に出られない。予約の取りこぼしを減らすには
「電話予約のみ」のお店ほど、実は予約を逃しています。電話を悪者にする話ではなく、電話に出られない時間をどう補うかの話です。
出られなかった電話は、戻ってこない
ランチの繁忙中に鳴る電話。手が離せず出られない。お客さまの立場で考えると、そのあとの行動はだいたい決まっています。もう一度かけ直すのではなく、次の候補のお店に電話します。
つまり「電話に出られない時間」は、そのままお客さまを逃している時間です。しかも何件逃したかは、記録に残らないので気づけません。
電話をやめる必要はない
年配の常連さんには電話が一番です。無理にネット予約へ切り替えると、今のお客さまを困らせてしまいます。
やることは切り替えではなく追加です。電話はそのまま、電話以外の受け口をひとつ足す。それだけで「出られなかった1本」の受け皿ができます。
受け皿は、お客さまが普段使うものに
予約フォームやLINEなど、道具は色々ありますが、選ぶ基準はひとつです。お客さまが普段から使っているものかどうか。
その点でLINEは強い受け皿です。多くの人がすでに使っていて、アプリを入れる手間がありません。「予約」と送れば営業時間外でも案内が自動で返る、という形にしておけば、深夜に思い立った予約も拾えます。
フォームでもLINEでも、大事なのは「電話がつながらなかった人が、その場で次の行動を取れる」ことです。Googleマップやホームページに受け口へのリンクを置いておきます。
まず、逃した数を数えてみる
スマホの着信履歴で「出られなかった着信」を1週間分数えてみてください。それが取りこぼしの目安です。週に数件あるなら、受け皿を作る価値は十分あります。
ゼロに近いなら、急いで何かを足す必要はありません。今の電話対応がうまく回っている証拠です。
この記事のまとめ
- 出られなかった予約電話は、たいてい別のお店に流れる
- 電話はやめずに、電話以外の受け口をひとつ足す
- 受け皿はお客さまが普段使うもの(LINEなど)を選ぶ
- まず着信履歴で「逃した数」を数えると判断できる