Googleマップの店名を直す前に、知っておきたいこと
Googleマップの店名に、検索で見つけてもらうための言葉を足しているお店があります。よかれと思ってのことですが、決まりから外れると、情報を直されたりプロフィールが止まったりします。直す前に知っておきたいことをまとめました。
店名は「看板に書いてあるとおり」
Googleのガイドラインでは、お店の名前は実際の看板や販促物に記載されているとおりに入力することになっています。店名欄は宣伝の場所ではなく、名乗る場所です。
入れてはいけないものは決まっています。キャッチコピー、電話番号、ウェブサイトのURL、営業時間の情報、「◯◯インターすぐ」のような所在地の説明、「◯◯モール内」のような出店先の名前、すべて大文字の単語、商標記号、特殊な記号、事業と関係のない法的表記、同じ名前の2言語表記。
ガイドラインに従っていないプロフィールは、停止または無効化される場合があると明記されています。クチコミも写真も、そのお店のページごと見られなくなります。集めてきたものが一度に使えなくなるので、ここは軽く見ないほうがいいところです。
なお「駅前店」のような店舗名は、実際にその名前で営業していて看板にも出ているなら問題ありません。線引きは、店名に足した言葉かどうかではなく、看板どおりかどうかです。
気づかないうちに、Googleが情報を変えていることがある
あまり知られていませんが、Googleは自分の判断でビジネスプロフィールの情報を更新することがあります。公式の説明によると、ユーザーから寄せられた報告など複数のもとから情報を集めていて、誤りや古い情報が報告されると更新されます。
確認する方法があります。プロフィールの編集画面で、文字が青色になっている項目は、Googleによって変更された情報です。黒や白のままなら変更されていません。変更があった場合は、画面の上部に通知も出ます。
営業時間が勝手に変わっていた、というのはこれで起きます。月に一度、編集画面を開いて青い文字がないかを見るだけで、気づける話です。
直す前に、今の状態を記録しておく
これは決まりではなく、実務的な用心です。直す前に、今のプロフィールの画面を写真に撮るか、スクリーンショットで残しておいてください。
店名を変えると審査が入り、反映まで時間がかかります。そのあいだに表示のされ方が変わることもあります。元がどうだったかを残しておけば、「何を変えたらこうなったのか」をあとから追えます。
そして、一度に全部を変えないこと。店名、住所、カテゴリ、営業時間を同時にいじると、どれが原因で止まったのかが分からなくなります。一か所ずつ、間隔をあけて直すほうが確実です。
もしプロフィールが停止されたら
停止された場合、再審査を請求できます。Googleの再審査請求ツールを開くと、管理措置が取られた理由と、違反したとされるポリシーへのリンクが表示されます。まずここで、何が問題だったのかを確認します。
手順としては、ツールで対象のプロフィールを選び、内容を確認して再審査請求を送信します。証拠書類の提出を求められることがあり、その場合はフォームを開いてから60分以内に添付する必要があります。時間の制限があるので、書類は先に手元に用意してから始めてください。結果はメールで届きます。
一点、必ず守ってほしいことがあります。審査を待っているあいだに、同じお店の新しいプロフィールを作らないでください。これは公式に明記されています。止まっている状態が不安で、つい新しく作ってしまいたくなりますが、重複として扱われて事態が長引きます。
ひとつの店に、ひとつのページ
同じお店で複数のページを作ることは認められていません。「本店」と「予約専用」、あるいは部門ごとに分けたくなることがありますが、これは重複として扱われます。
住所にも決まりがあります。郵便を受け取るだけの私書箱や、郵送先だけのバーチャルオフィスは使えません。また、その場所に店名を掲示していることが求められます。実際にお客さまが訪ねられる場所を登録する、という考え方です。
伝えたいことは、店名以外の欄で伝えられます。カテゴリ、住所、ビジネスの説明文、投稿と写真。特に説明文には文章を書けるので、どんなお店で何が得意なのかは、そこに自然な日本語で書けば足ります。店名に足すより、そのほうが読む人にも伝わります。
この記事のまとめ
- 店名は看板どおり。キャッチコピー、電話番号、URL、営業時間、所在地の説明は入れない
- プロフィールの編集画面で青い文字になっている項目は、Googleが変更した情報
- 直す前に今の状態を記録し、一か所ずつ間隔をあけて変える
- 停止されたら再審査請求。証拠書類は60分以内、審査中に新しいプロフィールを作らない